インフレリスク
投資信託のリスクをいろいろ上げてきましたが、私たちの生活における経済的なリスクの中にはインフレリスクというものもありますので、ここで解説します。
インフレとは、経済学上の用語で「インフレーション(inflation)」の略称で、物価が継続的に値上がりするような状態を指します。
インフレリスクは、投資信託においてはリスクというよりも、むしろ投資信託がインフレリスクを回避するひとつの手段となり得ます。
私たちは自分のリスクの許容度に応じて複数の資産を組み合わせる分散投資をすることが大切です。
預貯金は元本が保証されているので安全であると思われていますが、預貯金にもインフレリスクや流動性リスクがあります。
インフレの時には金利が上昇し、預貯金の金利の利率もアップしますが、それよりも物価が上昇してしまって、金利の上昇が物価上昇についていかなければ、預貯金の資産価値が下がってしまうこともあるのです。
また、定期預金を満期になる前に解約すれば、利息の一部を返上しなければならないということにもなり、ここで流動性リスクが高まってきます。
インフレリスクを回避するためには、安全性を重視する場合でも、預貯金系の商品をメインにしつつ、投資信託や外貨での運用を考えたいものです。
ご自分の許容度に合わせて比率を考えながら資産運用をしていきましょう。